私が今のストレッチヨガを始めたころ
丹田を意識してお腹が温まるとか
背中を伸ばしたら腰がポカポカしてきた
とか
そんな感覚がなかなか得られずにいました
でも効果がないのか?
と言ったらそうではなく
レッスン後はスッキリと体が伸びた感じがありました
ただ私、意外と神経質な所があって
曖昧が許せないなんてこともあって
なんとな~く感じる
これが苦手でした
例えばツボの位置はおおよそ決まっています
ですが、人によっては
微妙に押し方や押す角度が違っていて
日によっても感じ方は変わります
臨機応変に変えて試せばいいのに
最初の頃はそこを、変えてしまってはいけないんじゃないかと思っていました
いえいえ
ツボ探しは
自分の思考探しとよく似ています
むしろ、目に見えないココロを探すよりも
より簡単で効果があるように思います
分からなくても焦らずに
感じるレッスンだと思って
まずは師匠のレッスンに参加していました
今だって、温まり方にはその時々で差がありますが
なんとな~くでいいんだ!
と言うことはよくわかってきました
むしろ、自分を感じる魔法の言葉です
なんとな~くは
自分と向き合った時の表現ですもの(^^)
ヨガのレッスンは
外に向けている神経を休息し
自分と向き合うレッスンです
どこが痛いとか
気持ちいいとか
チャレンジしたいとか
今日はほどほどにたのしみたいとか
そのレッスンの積み重ねが
日々の生活にも
仕事にも
ちゃんと反映されるのだと思います
私は長く日本舞踊をやっています
お客様に見て頂いて喜んで頂くお仕事です
自分の気持ちに反しても
お客様のお顔を想像しながら…
そんな思いでやってしましたが
実はここ数年、気持ちの整理がつかず
踊れずにいました…
しかし、先日の発表会で
ふと『なんとな~く踊ってみよう』と思ったんです
人が見てどうとかではなく
自分がどう感じるのか
自分がどう動きたいのか
自分が何を見たいのか
そんな風に踊りを仕上げてみました
きっと仕事を頑張り過ぎて
原点を忘れていたんでしょうね
そんな事に気づきました
ここ数年、踊りが踊れずにモヤモヤしていた私には
ヨガのレッスンはとても必要だと思う瞬間でした
あなたにとってのヨガは、どんなレッスンですか